新鮮な食材の見分け方

新鮮な食材はここで見分ける!

同じ値段だったら、少しでも新鮮な食材を食べたいですよね。
新鮮な野菜・魚・肉を選ぶときのポイント・選び方を紹介します。

●野菜
1.なんといっても自然な色の野菜を選ぶこと。あまりにも色鮮やかなものは、着色料が使われているケースもあるので注意。
2.水滴のついた野菜はフレッシュに見えますが、実際には鮮度が落ちていることが多いです。逆に、泥などがついたままの野菜は、乾燥が防がれるので保存もききます。
3.ぜひチェックしたいのがヘタの部分。ヘタの部分は時間がたつことによる変化が大きいので、鮮度を見極めるポイントになります。ヘタの部分がピンとして張っているものを選びましょう。
4.あとは重量感もポイント。同じ種類、同じ大きさの野菜ならば、手にとってみて重い方を選びましょう。
5.切り口もチェック。切り口が変色しているものは、日にちが経っています。


上のポイントを踏まえた上で、それぞれの野菜ごとに新鮮さの見分け方について紹介します。

・たまねぎ
押したとき堅くて、外皮のついた乾燥したもの。

・トマト
ヘタの色が緑色で張りのあるもの、手にとって多少重みを感じるもの

・大根
肌が白くつやがあるもの

・きゅうり
皮のイボイボがとがっているもの

・ピーマン
へたの部分が濃い緑色でつやのあるもの

・なす
ヘタの部分と黒い部分との境目が白くはっきりしているもの、ヘタにトゲトゲがあるもの

・アスパラガス
切り口が白いもの

・きのこ類
かさが開いていないもの。かさや軸が固いもの。


●魚
1.身が堅く引き締まっていて、軽く押したときに弾力があるもの
2.体に傷がないもの
3.眼がにごっていない、または赤くないもの(眼が黒く澄んでいるものは新鮮です)
4.えらの形が崩れていないもの
5.えらを裏返してみて、えらが赤いもの
6.ウロコがきれいについているもの
7.身がてかてか光っているもの(粘膜がまだ残っているので新鮮な証拠)

切り身魚の場合
・光沢、透明感がある
・身と血合い、身と皮の境がハッキリしているもの
・皮よりも身の部分がもりあがっている
・パックの下の方に、水や血が出ていないもの
・赤身魚では鮮やかな紅色、白身魚では透き通った感じがあるもの

品質表示について。
魚についても、JAS法の基準によって次の4項目について品質表示が義務づけられています。
魚を買うときの判断材料となりますので、購入の前によく確認しておきましょう。

・名称
・原産地
・解凍の表示・・・冷凍ものを解凍して販売するときには「解凍」と表示をする義務があります
・養殖の表示・・・養殖ものには「養殖」と表示をする義務があります


●貝
1.磯の香りがすること。生臭さがないこと。
2.手にとってみてズッシリとした重みのあるもの
3.半開きになった貝を手で触ると殻を閉じる。閉じない貝はすでに死んでいる
4.殻を固く閉じている
5.水(海水または淡水)に入れると水管を出すもの
6.死んだ貝は加熱しても口を開かないので取り除いて食べないようにする


●肉
・パックに肉汁が出ていないこと
・表面に張りとつやがあること
は最低条件です。

・牛肉
鮮やかな赤い色をしているもの。指で押してみて弾力のあるもの。脂肪と赤身との境目がはっきりしているもの。

・豚肉
淡いピンク色をしているもの。脂身の部分が白く固いもの

・鶏肉
透明なピンク色で、皮の部分が盛り上がっているもの

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