待機電力の節約
家庭の商品電力の中でも、大きなウェイトをしめるのが待機電力。
その節約方法を紹介します。
たとえ電化製品のスイッチを切っていても、コンセントにつないでいる限り電気が流れています。
またテレビのリモコンを押すとスイッチが入るのは、テレビの一部には電気が流れて作動しているからです。
これらのように、その電気器具を使っていない(待機させている)時にも使われている電機を「待機電力」と呼びます。
しかもこの待機電力は家庭の消費電力の10~15%にも上ると言われます。
待機電力をカットするには、なんといってもコンセントを抜くのが一番。
外出するときなどには使わない電化製品のコンセントをこまめに抜く習慣をつけましょう。
待機電力カットのために電源を完全に切るようにすると、余計な電気が流れることが無い分、その製品は長持ちするようになります。
電気代も節約できて、その上長く使えるなんてお得ですね!
でも毎回コンセントを抜くのは面倒くさい!
という人は、オン・オフスイッチがついたコンセントを使ってみましょう。
ホームセンターで数百円で売っています。
これならスイッチ一つで主電源から切ることができるので簡単に電力を節約できます。
ビデオレコーダーやストーブなどには時計が内蔵されていることがあります。
この時計で時間を把握しておいて、ビデオの自動録画をしたり、タイマーを機能させたりしているわけです。
主電源を切ってしまうと、多くの場合この時計はリセットされて0時0分に戻ってしまうのでセットをしなおすのが面倒という問題も。
内臓時計つき、またはアラームつきの製品は要注意です。
コンセントを抜いたり、一つ一つスイッチをオフにするのは大変!
という人は電気のブレーカーを下げてしまうという荒業もあります。
ブレーカーを下げれば電気は流れようがありませんから、一つ一つ確認する必要は一切ナシ。
ただし冷蔵庫の電源までオフになってしまっては大変なので
あらかじめ、どのブレーカーがどこのコンセントに対応しているのかよく確認の上、行ってください。