エアコンの電気代節約
エアコンは、暑い夏にも寒い冬にも大活躍ですね。
電気ストーブよりも電気代は安く、部屋全体が温まるので使われる機会も多いはず。
消費電力が大きい器具だけに、確実に節約をしていきたいところです。
エアコンの電気代について
エアコンが家庭の電気料金に占める割合は、電気器具の中ではトップで約23%。
つまり一番の金食い虫がエアコンなわけですね。
それだけに、きちんと節約をすれば、その節約効果は絶大です。
安易にエアコンに頼らない
ちょっと暑いとすぐにエアコンに頼るのは困りもの。
電気代がかかるのはもちろん、身体の抵抗力まで落としてしまいます。
ちょっと頑張ればガマンできる程度の暑さであれば、窓を開けたり、扇風機を使ったりして、エアコンを使わないようにする工夫が大切でしょう。
スイッチはこまめに切る
部屋が冷えてきて寒いくらいにまでなったらスイッチをオフ。
また、ほんの数分の外出でも、こまめにスイッチを切ることが節約の基本ですね。
室内機の下に家具を置かない
エアコンの室内機の下は、風が通るようにスペースを作るのが大切です。
風の通り道に家具などが置いてあると、空気の流れが障げられてしまうために冷暖房の効率が悪くなってしまいます。
エアコンから出た風が、部屋全体に行き渡るように家具配置も考えたいですね。
冷房は1度高め、暖房は1度低めで電気代10%お得
エアコンは設定温度がたった1度違うだけで、かなり大きく電気代が変わってきます。
たとえば暖房の設定温度を21度から20度にマイナス1度すると、電気代はなんと年1,000円お得になるのです。
これはCO2(二酸化炭素)の排出量としては21.8kgの削減になり、地球温暖化防止にもつながります。
(外気温6度、22kwエアコン1日9時間使用の場合)
夏であれば、部屋を冷やしすぎないのは夏バテ防止にも有効です。
使用時間は短めに
エアコンはとにかく使用時間の短縮がカギ。
使わなくても大丈夫なときには、できるだけスイッチを切っておくのが電気節約のポイントです。
たとえば夏の間70日間、毎日1時間使用を短縮すると約1245円の節約になります。
(消費電力700ワットの場合)
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の削減にもなりますから、家計にも環境にも優しい、一挙両得ですね。