背広・スーツのお手入れ方法・裏技
社会人に欠かせないのがスーツ。背広とも言われますね。
スーツをビシッと決めるのは一流のビジネスマンの基本。
そんなスーツのお手入れ方法、スーツに関する裏技を紹介します。
スーツのお手入れ 基本はホコリと汗対策
衣服を傷める2大原因は、ホコリと体から出る汗と言われますが、それはスーツも同じ。
特にスーツは黒や茶色などダーク系の色なのでホコリが目立ちやすく、しかも意外と汗を吸収しやすいのです。
ブラッシングと、汗のふき取りは毎日家に帰ったらやりたいもの。その上で風通しの良い場所に干しておきます。
ブラッシングは、ホコリ対策の要です。
最初はホコリを浮き上がらせるように叩いてブラッシングをかけます。上から下へと全体にポンポンポンと叩いていきます。
ホコリが浮き上がってきたら、今度は上から下へと丁寧にブラッシング。これで埃がとれます。
汗対策として、特に汗をかきやすい襟・袖口・わきの下・背中・ウェストの5ヶ所を集中的にお手入れします。
濡らしたタオルを優しく押し当てて汗を吸い取るようにします。
霧吹きをかけた後に乾いたタオルで水気を吸い取る方法もあります。
埃と汗の対策が両方済んだら、風通しの良い場所に干しておきましょう。
スーツのほこりはガムテープで応急処置
さぁ、取引先に出かけよう!という時になって、スーツがホコリだらけだったら大変。
そんな時はガムテープを使って応急処置を。
ガムテープでぺたぺたすれば、埃がガムテープにくっついて取れるので応急処置にはなります。
ただしやりすぎると生地を痛めるので注意。
スーツは1度着たら18時間休ませる
スーツを長持ちさせるコツは、1度着たら18時間以上ハンガーに吊るして休ませること。
つまり1日着たら1日休ませるのが大事なわけですね。
こうすると、1日着て折れまがったり潰れたりした繊維が元に戻るので型崩れを防げるというわけ。
結果的に2着ほど長持ちするので、スーツは2着持つのが経済的にもお得?
夏場のスーツは首周りのお手入れを
夏は汗をかきやすいのでスーツも痛みがちです。
特に汚れがひどくなるのが首周り。
首周りのお手入れは、お湯で濡らしたタオルを押し当てるようにしながら拭きましょう。
汗や油をとりのぞいてスーツを長持ちさせることができます。
夏場はできる限り毎日、首周りの手入れをしたいものですね。
背広・ズボンのてかりはベンジンで
長くはいたズボンは、膝のあたりなどがてかってしまってみっともないですよね。
この原因は繊維がつぶれてしまったことにあります。
このてかりを直すには薬局で買えるベンジンを使います。
ベンジンをタオルにつけて、つぶれた繊維を起こすように、てかり部分を軽くふきましょう。
あとはブラッシングをかけておしまいです。
なおベンジンは薬局で100cc、160円くらいで買えます。購入に印鑑は不要です。
出張の際、シワにならない替えズボンの持って行き方
1週間、2週間にもおよぶ長期の出張だと、その間ずっと同じズボンではちょっと変化がなさすぎ。
そこで替えのズボンを持っていくわけですが、旅行カバンから取り出したらシワだらけでは情けない。
そんな悲劇を避けるためには旅行カバンへの収納に一工夫。
新聞紙やタオルなどを芯にして、巻いた形で持っていくとズボンにシワがつくことがありません。
疲れた感じのスーツをシャキッとさせる裏技
ハンガーにかけたスーツが、なんとなく疲れた感じに見えることってありますよね。
疲れた感じのスーツを着ていると、自分まで疲れた感じになってしまうことも・・・。
そんな時には簡単な方法でスーツをシャキッとさせることができます。
方法は、スーツの上腕から下の部分を内側へと折りこんだ状態でハンガーにかけておくこと。
両袖の部分を内側に伸びた状態でハンガーにかけておくと、肩のラインがすっきりしてきます。
参考サイト:結婚式でのスーツ