虫刺され対処法

虫刺されは、大変身近な皮膚病です。
治療法や予防法を確認して、虫さされ対策を行いましょう。

ハチ

刺されたときの症状
激しい痛みと、真っ赤にはれあがるのが特徴です。
アナフィラキシーショックと呼ばれる吐き気・発熱・血圧低下などの全身症状があらわれることもあります。

治療法
まず、針が残っていないかを確認します。残っている場合などは毛抜きなどですぐに抜くこと。
患部を水で流して毒を洗い流します。ステロイドのはいったかゆみ止めも効果的です。
症状がひどい場合には、必ず医師・薬剤師に相談しましょう。

予防法など
まずハチの巣に近づかないことが大原則。
ハチの巣に近づくと、ハチはからだの周りをブンブンと飛んで警告してきます。逆にハチがからだの周りを飛んでいるな、と思ったら近くにハチの巣があることを警戒した方よいでしょう。
またハチは黒い色に反応しますので、黒い服はなるべく避けること。

刺されたときの症状
患部が赤くはれて激しいかゆみを伴います。

治療法
どんなにかゆくても、かかないようにするのが肝心。
市販の虫刺され用の薬がないときには、石けん水を患部に塗ったり、酢を塗ったりすることでもかゆみがおさまります。

予防法など
防虫スプレーやシートなどが効果的。
夏のアウトドアでは防虫スプレーが汗で流れ落ちてしまいますので、2~3時間に一度塗りなおす必要があります。
また蚊は水まわりに集まりやすい傾向があります。やけに蚊が多いな、と思ったら近所の池や下水などに集まっているのかもしれません。
蚊取り線香を使う場合も、蚊の集まりやすい水のある場所に置くと効果的です。

ブヨ(ブユ)

刺されたときの症状
チクッとした痛みがあり、出血することもあります。赤くはれてかゆみが出て、皮膚が張った感じに。

治療法
出血があるときには、傷口をきれいな水で洗い流します。
水や冷たい湿布で冷やすのも効果的です。

予防法など
虫よけスプレーが効果的です。
アウトドアのときなどは2,3時間に一度スプレーすると良いでしょう。

毛虫・蛾

刺されたときの症状
素手で触るとピリピリとしびれた感じがしてかゆみが出てきます。

治療法
皮膚についた毒針毛を、粘着テープで取り除くか、水で洗い流します。
その後、早めに抗ヒスタミン剤の入ったかゆみ止めを塗りましょう。

予防法など
ガーデニングのときには、長袖・長ズボンで作業しましょう。

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